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Lockheed MartinとHybrid Enterprisesが開発中のship
1回の飛行で着陸無しで数千キロの移動が可能
最高時速110キロ
積載可能容量20トン
サッカー場2つ分の広さがあれば離着陸可能
着水できる(砂場、氷上も)
今日地球上ではすぐに手がとどくエリアの資源はあらかた取り出し済みであるものの、アフリカの遠隔地などにはいまだ金など鉱物資源が残っています。
これまでは遠隔地へ行くには道を切り開いて道路や線路を整備するところからはじめる必要がありました。
でもこのshipがあればこういったインフラは不要になるのでコストと時間の削減が可能となります。
試算では$20Bの鉄鉱石プラントプロジェクトで$7Bのコスト削減が可能とのこと。
あるコンサルによるとこのshipはgame changerになる可能性があるらしい。
イメージとしてはまずは採掘の初期段階で現地へ行って実地調査するときに使う、とかでしょうか。試掘結果が採算に見合うと判断されてプロジェクトが実行されれば資源搬出にはこれまで同様インフラ整備が必要になるでしょうし。
既存のインフがあるところまで搬出するという限定的な使用に限ればshipの往復ですむのでインフラ整備も不要になるのかも。
ただホームページの紹介動画では重機や人を運んでいる様子が流れていましたのでどちらかというと前者の使い方のように思います。
Lockheed Martinは20年以上Hybrid Airship technologyに投資してきて、8年前に試作機ができたそうです。
すでに商業用モデルを作る準備に入っていて、現在米国当局からの認可待ち。
2018年にin operationを見込んでいる。
当初の販売先はoil and gas, mining industries
世界中で飛び回るようになればアフターマーケットでも稼げそうです。
エアクラフトの新しいカテゴリーを考え出すイノベーションはさすが米国といったところ。
Skunk worksには今後も期待したい。
Disclosure:Long LMT
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