2015/09/29

JT、Reynoldsから事業買収

EBT21億円を6000億円で買収。
単純に数字だけ見るとありえない。
直近CAGR36%がこの先5年続いてもまだまだ。
過去2回の大型買収は成功したようですが今回はどうでしょう。

とりあえずRAI保有している人おめでとうございます。
special dividendとかあるかもしれません。
RAI42%株主のBTI保有者にもなんかいいことありませんかね。


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2015/09/25

Lockheed Martin (LMT) 増配10%

12年連続2桁増配です。
2桁増配を継続している企業はあまり保有していないので今後も順調に増配して頂きたいですね。

Disclosure:Long LMT

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2015/09/21

産業別リターンの確認(英米、1900~2014)


市場平均を顕著に上回っているのは、たばこ、電気機器、化学製品、食品。
なかでもたばこは圧倒的。
たばこ、化学製品、食品は具体的な企業が想像できるが、米国の電気機器ってあんまりイメージがわかない。日本ならパナソニックとかになるが・・・


市場平均を顕著に上回っているのは、酒類、化学製品。
保険が次点についているのはさすが英国といったところ。


たばこは英米ともに市場平均を圧倒している。


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2015/09/17

Dividend Growers vs Dividend Cutters

thank to DGI for giving us good articles any time.
こちらのチャートより


S&P500を配当でグループ分けしたときのリターン比較。
これを見ると特に難しいことを考えず、増配企業へ適当に分散投資しておけば十分なリターンが得られそうですね。
あほみたいな値段で買わなければ。


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2015/09/16

Philip Morris International(PM) 増配2.0%

今年の増配率は保有しているタバコ4社のうち最低の増配率となりました。
BTI 3.5
MO 8.7
PM 2.0
JT 8.0

PMの歴史で過去最低の増配率です。
currency headwindが厳しそうです。
ちょっと残念。

Disclosure:Long BTI,MO,PM,JT

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2015/09/13

2015年保有企業増配まとめ(9月13日時点)

7月に上半期をまとめましたがどうやら確認もれが数社あったもよう。

企業 増配率(%)
BHP 5.1
BTI 3.5
GIS 7.3
IBM 18.2
KO 8.2
MO 8.7
PEP 7.3
PG 3.0
POT 8.6
SLB 25.0
TGT 7.7
UL 6.0
VOD 2.0
WMT 2.1
XOM 5.8

なおPOT,SLBは今年の新規投資前の増配
単純平均は7.9%(6.5%) かっこ内はPOT,SLBを除く

intermission - 消費税
消費税10%、軽減税率なし、還付なし、が一番すっきりしてていいのでは
精米だけ消費税0%ならいいかも
パンがなければ米を食べればいいじゃない
少なくとも新聞に軽減税率適用要求とかまったくもって意味不明


Disclosure:Long all

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2015/09/12

追加投資のタイミング? POT

POTは現在K+Sというドイツ企業に買収をオファーしています。
K+S経営陣はオファーは安すぎるとして拒否の態度。

過去BHPはPOTを買収しようとしましたがカナダ政府にあかんと言われお流れになりました。
仮にPOTがオファーを増額したとして、ドイツ政府にとっても世界的に希少な肥料資源を外国企業に握られるのはよしとしないでしょうから最終的には実現しない買収だと思います。

昨今の資源価格下落と買収が株主価値を向上しないのではという思惑からPOTの株価は押し下げられている?もよう。
そして第2四半期に複数のヘッジファンドがPOTを買い増ししているとのこと。
F社ポジション+21%、2200万株
C社ポジション+38%、99万株
P社ポジション+3%、92万株

ヘッジファンドは私のように何十年も保有して配当をもらうようなことはせず、近く買収お流れになって株価が上昇したら利益確定という考えのはず。
買収がなくなれば買収のためのキャッシュをディスカウント状態の自社株買いにまわすよう要求もできます。
そう考えるとそろそろ追加投資しておいてもいいかもしれません。
ただ株価が上昇しないならヘッジファンドがぶん投げてさらに下落するかもしれませんが。

うーむ、やはりうまいタイミングをとらえるのは私には無理のようですね。


Disclosure:Long BHP,POT

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2015/09/11

書評、弱い日本の強い円

筆者は佐々木融氏。日銀マンとしてキャリアをスタートし、現在はJPモルガンのひと。2011年10月出版。

気になったところを。

1)日本のバブルが崩壊した1990年代以降、主要通貨で最も強かったのは円
為替相場は国力の違いを反映する、わけではない
経済力の弱い国の通貨は売られる、わけではない
人口減少は通貨下落につながる、わけではない

2)日本の財政赤字の為替への影響
財政赤字拡大懸念で長期金利が比較的大きく上昇すると、
→生保などの国内機関投資家が外債投資を手仕舞い国内へ資金を回帰(円高要因)
→それでもなお長期金利が上昇すると、海外投資家が高金利の日本国債を購入(円高要因)
→それでもなお長期金利が上昇し財政赤字問題が深刻化すると、海外投資家が日本国債を投げ出す(円安要因)

3)今後のドル/円レート
長期では購買力平価が成立する
2国間の為替レートはインフレ率差により決定される
これまでの日米のインフレ率差が今後もつづく前提なら20年後のドル/円レートは50円
日本のインフレ率が米国のそれを大きく上回るなら長期的に150円、200円
今後インフレ率差は縮小するか日本が上回ると予想


著者はドル/円レート50円は可能性のひとつとしてあげているだけでどちらかというと円安方向を想定しているように感じる。
円高方向になったとして20年後50円ならまだ米国株式へのbetは悪くない。さてどっちに転ぶでしょうか。
ひととおり読んだが図書館に返却したら購入して手元に置いておこうかと。

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2015/09/10

書評、石油の帝国

エクソンモービルの前CEOリー・レイモンドと現CEOレックス・ティラソンの時代、エクソンのアラスカ沖タンカーオイル流出にはじまり、BPのメキシコ湾オイル流出を締めくくりとして描かれている。

エクソンモービルは国民からは相当嫌われている。
原油が高止まりするとガソリン代が家計を圧迫するし、何よりその時エクソンモービルは四半期決算だけでも巨額の利益を計上するから。
実際のところダウンストリームの利益率はとても低く、巨額の利益はアップストリームによるのだけれども。
そしてそれでもなおどこでガソリンを入れるかと聞かれるとエクソンかモービルという答えが多いという。
これが理由でエクソンとモービルが合併したときもガソリンスタンドは別の名前のまま運営していくことにしたのだとか。

その他、埋蔵量リプレースや独裁者統治下での操業の話はおもしろかった。
投資という観点から見て特に得るべきところはないと思うがとてもおもしろいので是非手にとってほしい。
600ページありますがすぐ読み終わります。


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2015/09/09

株式に対する配当は嬉しくない?

これ

おそらく当ブログをみている人は「嬉しい」に属する人が多数を占めていると思う。
そして「嬉しい」と感じる(合理的な)理由もいくつかあげることができる人だと思う。
リンク先の記事を書いた御仁はなかなかのキャリアの持ち主だ。

”配当を神様、仏様とありがたがる記事が多いし、投資家もそう思っている”とあるが個人的には逆だと思っていた。
私のように「配当、配当」「増配、増配」と叫ぶ投資家はどちらかというとマイノリティに属すると思っていたのだが。

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2015/09/05

めも:原油価格の見通し

モルガンスタンレーは原油価格の見通しを引き下げたとのこと。
以下各年末時点のWTI

$51.07 - 2015
$56.45 - 2016
$60.00 - 2017

この手の予想はあまり信用していませんがまあどうなるか見てみましょう。

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F-35 will achieve air dominance in the future all over the world

9月2日F-35A Lightning IIが2機実戦配備されました。
先般のB型に続いての実戦配備となります。
配備をうけてベースコマンダーはタイトルのように語ったとか語らなかったとか、まあ語らなかったんですが。

F-35はLockheed Martin(LMT)がBoeingとの開発競争を勝ち取った機体です。
(もしかすると出来レースだったかもですが)
現在米国とその同盟国に3000機程度の導入が予定されておりこの数は今後増える見通しです。
本格的な量産体制に入っても1機$85Mという額です。
Northrop Grummanなど各航空防衛企業による得意分野の集積機ですし、ゆくゆくはライセンス契約ののち各国で生産されるため、まるごとLMTの売上にはなりませんが今後長期にわたりその売上をささえてくれるでしょう。ついでに私の配当も。

日本の自衛隊にも導入が予定されています。
残念ながら導入先は航空自衛隊でA型のみのようです。
Vertical Landingが可能なB型なら、ひゅうが、いせ、いずも、かがに搭載できたのになぁ。


Disclosure:Long LMT

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2015/09/03

Schlumberger(SLB)によるNovatekの買収

9月2日SLBはNovatekを買収すると発表しました。
Novatekは人工ダイヤ技術専門の企業です。60年の歴史と600を超えるパテントを保有しています。
SLBは同社のユニークな人工ダイヤ技術でDrillingサービス強化を考えているようです。
先日CAMの買収発表がありましたがどうやら規模と技術ともに追求していく方針のようですね。

Disclosure:Long SLB

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2015/09/02

配当成長ポートフォリオの配当金(2015年8月)





月間増加率186.2%(前年同期比)
うち配当成長による増加3.8%
うち追加投資による増加182.3%

YTD増加率98.1%(前年同期比)
うち配当成長による増加5.7%
うち追加投資による増加92.4%

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2015/09/01

Schlumberger(SLB)によるCameron International(CAM)の買収

先月最終週に買収発表がありましたがその後の下落でSLBを拾いました。

買収額は$14.8B、CAMの前期EBITDAの9.0x
CAMのForwardEPSは前期比-13%
かなり乱暴ですがこれを前期EBITDAにあてはめると10.4x
プレミアムの評価はまあ普通くらい。今後数年原油価格が低迷を続けると予想するならちょっと高めかも。
昨今の市況によるせいか買収発表前のCAMの株価は昨年高値からほぼ半減しており買収時期はとてもよかったんじゃないでしょうか。

ちなみにこのざっくり確認をしたのは投資したあとです。
株価が下落したときはなんか買収発表の後で下落してるけどまあいいか買っておこう程度でした。
このくらいの計算はすぐにできるので一応確認してから買ったほうがよかったですね。反省。


競合はこんなかんじです。
2つの合併案件を当局が了承すれば2強の誕生になりそうですね。

SLBは今後も機会があれば追加投資したいと思っています。

Disclosure:Long SLB

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