2014/11/23

書評、千年投資の公理

読了後図書館に返したがいい本だったので、買って手元に置いて時々ちらちらと読み返している。

経済的な堀(economic moat)を以下のように定義し、それぞれ具体的な企業をあげて説明している。
無形資産
乗り換えコスト
ネットワーク効果
コスト優位性

一方、誤解されている堀の例としては、
素晴らしい製品
大きなマーケットシェア
無駄のない業務執行
優れた経営陣
など

この本を読んだからといってすぐに堀を探せるわけではないが、具体例が多くのセクターについて書かれており参考にできる。
ひとつ気になったところは行政の認可という無形資産。これは政府の方針転換によりすぐに埋まってしまう可能性があることを忘れないでおこう。

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