2014/11/27

楽天証券の外国株式特定口座は・・・

楽天証券の外国株式特定口座は12月末サービス開始予定です。
詳細な取引ルールは来月発表だそうですが、現在発表されている内容で注意すべき点は次のとおり。
楽天証券から拝借してきました。


ざっくり言うと、整数倍の株式分割以外はすべて一般口座に払い出される、といったところでしょう。

スピンオフは最近ならABT,KMB,ADPなどなど。スピンオフ予定はダウ銘柄をはじめとして有名どころの名前があがっています。
非整数倍の株式分割は、長期の配当推移を調べていると時々お目にかかります。
株式配当は日本の例なら伊藤園とか。1株につき0.3株の優先株式が無償割当されました。
個別株式を長期保有するならいつかどれかに当たると思っておいたほうがよさそうです。

あとここを見に来てる人はたぶん関係ないと思いますが一応。
資産運用のコアな部分を指数連動型証券に投資&長期保有して課税タイミングを繰り延べている人、長いので以下インデックスな人、は特定口座対応を歓迎しているかもしれませんがこちらも注意は必要です。
VOOはVanguardの低コストなS&P500ETFです。
もし去年の時点で特定口座対応されていたとしてVOOを保有していた場合、株式合併がありましたのでVOOは問答無用で一般口座に払い出されています。

スピンオフにしてもなんにしても、回避策としては一般口座払い出し前に一度特定口座内で売却、そして買戻。
ただし売買手数料に加えて、評価益の場合は税金というコストがその時点で発生してしまいます。
スピンオフなら売却1回、買戻2回、手数料は$27*3=$81、楽天証券うはうは。
あとインデックスな人にとっては売却と買戻の間に稲妻が光ると大変な事態になりますのでこの点も問題です。

まあ通常取引に関しては特定口座のメリットを享受できますので、来月の正式発表を楽しみに?待ちましょう。
ちなみに私は現時点で特定口座を使う予定はありません。

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