ディーアといえば鹿さんマークの農機でおなじみ連続増配企業ですが軍用もてがけているようです。
これです。
実際の運用では上部のパイプ部分は取り外され迷彩塗装が施されます。
1997年から1998にかけてボスニアで医療チームに投入され負傷兵の運搬や補給物資の輸送などでその機動力が評価されました。
米国海兵隊やカナダ国軍にも採用されています。ちなみにエンジンはヤンマーディーゼル製です。
少人数で編成される歩兵チームにも配備され、歩兵が背負う荷物を運搬することで兵の負担軽減と隊の機動力向上にも役立っています。
またM-gatorとは別にR-gatorが存在し、こちらはアイロボット社との共同開発による無人運用のビークルです。
自動で隊に随行したり、地雷原など危険地域への斥候の任を負ったりしているようです。
ディーアは北米にネットワークを構築しており農機故障などの部品交換時は即座に対応できます。
しかし戦地ではこのネットワークは利用できませんので軍用Gatorは保守用部品とともにセールされていると思います。
また農地より戦地のほうが使用環境が苛酷なため単位時間あたりの保守も多くなるのではと思います。
民生用よりも軍用向けのほうが利幅は大きいんじゃないかなと。
売上や利益の開示は民生用のGatorとひっくるめられている?ようで軍用でどれだけあるのかは残念ながらわかりませんでした。
なお断っておきますが私はミリタリーオタクとかではありません。
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