2014/10/30

マネックス証券の米国株式の特定口座

私は一般口座で米国株式の取引をしています。
現時点で特に不自由は感じていませんが、特定口座には関心があります。
マネックス証券が対応した米国株式の特定口座が評判になっているようですので、いまさらですがどんな内容か確認したいと思います。

source:monex web site(適宜要約あり)

1.株式配当等で割当てられた株式で、税務上の取扱いが明確でないものは、源泉徴収ありの特定口座に入れることができない場合がある。
コメント:
スピンオフしたときに新規割当される株式などのことですね。

2.商品毎に特定口座を利用するかどうか選択不可。特定口座開設後は、すべて特定口座での取引となる。後日、特定口座から一般口座に移すことは可能。
3.一度一般口座へ「移動」させたものを、特定口座へ再度戻すことはできない。
4.特定口座から一般口座への移動をご希望の場合は、当社コールセンター(FX・先物オプション・米国株ダイヤル)までご連絡ください。
コメント:
国内株式のように取引ごとに特定と一般を変更することは不可能ですね。

5.特定口座の譲渡益課税の徴収について
5a.売却時、円貨ベースで損益が計算される。以下、譲渡益ありの場合。
5b.譲渡益に対する源泉徴収税額を外国株取引口座の預り金残高(円貨)から証券総合取引口座へ自動的に振替える。
5c.ここで源泉徴収税額が外国株取引口座の預り金(円貨)から充当できない場合、以下の通貨順で外国株取引口座において為替振替(外国為替取引)を行い不足分を充当する。1>米ドル,2>香港ドル。
5d.証券総合取引口座のMRF・預り金にの残高がある場合でも、上記のとおり計算し振替を実施する。
コメント:
要するに税金は外国株式口座の円貨残金から差し引くけど、円貨が残ってなかったらマネックス証券がドルを売って税金を差し引きますよ、と。
1ドル=100円と仮定して。例えばある株式を1万ドルで買い1.5万ドルで売った場合、ざっくり税金が10万円なので、外国株式口座に10万円残ってないと1.5万ドルの中から1千ドルを売って税金として差し引かれる。
ちなみに5cの為替取引ってやっぱり手数料取られるのでしょうか。

結論(私の場合):
メリットとしては、売却するとき外国株取引口座に十分な円貨を用意しておくと、ドルは売却額のまま残るので改めて為替手数料を支払ってドルを買い付ける必要がない。
デメリットとしては、ドルを残しておきたい(この先数十年はドルを残しておきたい)場合、売却するとき外国株取引口座に円貨を反映する手間がかかる。
ということで、あえて今マネックス証券の特定口座を利用することは避けたい。

追記:
当該記事は税金が関わる内容ですので、事実確認は各自でお願いします。

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