2014/12/15

国内医薬品企業のタコ配には注意


主な国内医薬品企業の直近3年分です。

景気の影響を受けやすい企業なら(そうでない企業でも)景気後退時、業績悪化で一時的にpayoutが100を越えることはあります。いずれ景気回復とともに業績が悪化前の水準をパスして向上する見通しがあるなら保有もいいかもしれません。キャッシュをふんだんに保有している企業なら業績が回復するまで減配の可能性も低いかもしれません。

ただ少なくともNISAで武田薬品の保有を勧めている人や会社には違和感をおぼえます。
昔3社とも保有していた時期がありました。今はこれらの会社を確認していませんのでどのような状況にあるか知りません。

本来配当は企業が1年間に稼いだ利益の中から支払われるものです。
payoutが経常的に100を越える状態はよろしくないということは認識しておくべきだと思います。

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