2015/11/13

株価下落局面での配当金再投資の有効性を再確認する

前提
・配当利回りが3%の企業
・配当金は維持される
・株価下落後、株価は横ばいで推移


  年数:株価が変わらないままでリターンが元に戻るまでの年数
  リターン:年数経過後に株価が元に戻ったときの年平均リターン

株価の下落率が高いほど元に戻ったときのリターンは大きい。
上記の表は配当利回り3%のケースだが、配当利回りの高低にかかわらず結果は同じ。
配当利回りが高いほど回復までの年数は短い。
配当利回りが高いほど株価が元に戻ったときのリターンは大きい。
(以上、シーゲル氏の本より)

過去にはダウが下落後、四半世紀にわたり回復しない時期があったことは記憶しておくべきだが、競争力がそこそこあって永続する企業なら株価が回復するまでの年数は表の数字よりもずっと短いことが多いと思う。たぶん。

配当金再投資の方法はDRIPを利用するとよいが残念ながら私の取引口座(というか国内証券会社)ではDRIPは利用できない。
現時点で私が採っている方法は追加資金を配当金とあわせて投下するというもので、今年はポートフォリオのうち2割の企業に再投資した。
もう少しうまい方法はないものかといくつか案を検討してはいるがやはり手数料がネックである。
国内証券会社には外国株式への投資環境のさらなる改善が望まれる。

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