2014/10/19

配当成長ポートフォリオのバランス



現在の米国株式のポートフォリオです。ADR,ETFは除く。
YoCは投資金に対する現在の利回りです。
DGR1-yrは直近1年での配当成長率です。
円の大きさは配当性向です。円が小さいほど配当余力があります。
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配当利回り(yield)と配当成長率(DGR:dividend growth ratio)という2つの指標に着目してみます。
以前海外のdividend growth系のブログを見ていたら、これらについて書かれた記事があったので、ここで自分でも少しまとめてみます。
私は他のすべての要素が同じならhigh yieldな企業、high DGRな企業を保有したいですが、なかなかそういう企業はありませんので、yieldとDGRのバランスを考えてポートフォリオを作っていきたいと考えています。

a)high yield, high DGR
誰もがほしがる企業ですが、投資家が買うことでyieldがhighからlowに変わるのであまり見かけることはないかもしれません。市場で放置されていれば、将来見通しが悲観的、現状なんらかの問題がある、配当の成長が続くわけが無い、などと思われている可能性があるかと。

b)low yield, high DGR
今もらえる配当金は少ないけど、DGRが維持されれば将来もらえる配当金が加速度的に増えます。
ポートフォリオに加えて将来を楽しみにしたい企業です。主に現在成長中の企業でこれに該当する企業があるかと思います。

c)high yield, low DGR
今配当金が多めにもらえるので、将来の成長にはある程度目をつぶります。公益事業の多くの企業がここに該当するかと思います。当面の配当金を確保する目的でポートフォリオに組み込みたいです。

d)low yield, low DGR
この企業に投資家は手を出すべきではありません。

e)middle yield, middle DGR
ほどほどのyieldとDGR。ポートフォリオの中核をなす企業群です。

ここまで2つの指標で5つのタイプに分けてみました。「middle yield, high DGRは?」とか「そもそもhighとlowの境界値は?」というツッコミもあるかとは思いますが、まだ自分の中でも考えをまとめていく過程にありますので、今後の記事のネタにしたいと思います。

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