将来的に英米以外の国に投資する可能性がある。(今でもいくつかは英米以外ではあるが)
しかし現地配当課税がいまいちよくわからない。
そこで実際に対象国に属する企業をすこしだけ保有して現地配当課税を確認しようとしている、、、のだが
Headquartersがスイスにある企業
Syngenta 現地配当課税35%、国内課税20%(年1回配当)
ACE Limited 現地配当課税0%、国内課税20%(年4回配当のうち1回を確認)
これまでの受取配当金明細には上記のとおり記載されていた。
一応事前にwebをいろいろ見て回ったところスイスは35%だと思っていた。
そして配当課税は企業のHeadquartersがある国の税制に従うものだと思っていた。
もしかして少額すぎると現地では課税されないとかあるのだろうか。
よくわからん。
I want to show a process increasing dividends with using 'force of dividend growth'.
配当成長のちからを使って配当金を増やしていく過程を公開できればと思います。
2015/10/27
2015/10/23
為替手数料無料でドルを買付(SBI証券)
住信SBIネット銀行では毎月25日から数日間、ドルの為替手数料が無料になります。
買い付けたあとは外貨即時入金サービス(無料)でSBI証券にドルを移すことになります。
-----------quote-------------------
実施期間(予定)
・ 2015年9月25日(金)11:00 ~ 9月29日(火)18:00約定分まで
・ 2015年10月23日(金)11:00 ~ 10月27日(火)18:00約定分まで
・ 2015年11月25日(水)11:00 ~ 11月27日(金)18:00約定分まで
・ 2015年12月25日(金)11:00 ~ 12月29日(火)18:00約定分まで
・ 2016年1月25日(月)11:00 ~ 1月27日(水)18:00約定分まで
・ 2016年2月25日(月)11:00 ~ 2月29日(月)18:00約定分まで
・ 2016年3月25日(金)11:00 ~ 3月29日(火)18:00約定分まで
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決まった期間毎にドルを買い付けている方はこのサービス利用の検討はありだと思います。
私の場合最後にドルを買い付けたのは今年の1月。
投資額にもよりますが早ければ来年末頃には手持ちのドルが底を尽きますので、それまでに買い付ける必要があります。
ドル安に振れるタイミングがあればこのサービスを利用してもいいかもしれません。
4月以降もサービスが続くといいですね。
楽天証券とマネックス証券でも同様のサービスをしてほしいです。
買い付けたあとは外貨即時入金サービス(無料)でSBI証券にドルを移すことになります。
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実施期間(予定)
・ 2015年9月25日(金)11:00 ~ 9月29日(火)18:00約定分まで
・ 2015年10月23日(金)11:00 ~ 10月27日(火)18:00約定分まで
・ 2015年11月25日(水)11:00 ~ 11月27日(金)18:00約定分まで
・ 2015年12月25日(金)11:00 ~ 12月29日(火)18:00約定分まで
・ 2016年1月25日(月)11:00 ~ 1月27日(水)18:00約定分まで
・ 2016年2月25日(月)11:00 ~ 2月29日(月)18:00約定分まで
・ 2016年3月25日(金)11:00 ~ 3月29日(火)18:00約定分まで
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決まった期間毎にドルを買い付けている方はこのサービス利用の検討はありだと思います。
私の場合最後にドルを買い付けたのは今年の1月。
投資額にもよりますが早ければ来年末頃には手持ちのドルが底を尽きますので、それまでに買い付ける必要があります。
ドル安に振れるタイミングがあればこのサービスを利用してもいいかもしれません。
4月以降もサービスが続くといいですね。
楽天証券とマネックス証券でも同様のサービスをしてほしいです。
2015/10/22
マクド(MCD)の配当金のゆくえ
2015/10/17
書評、成熟した製造業だから大きな利益が上がる
著者は山中信義、日本エマソン株式会社代表取締役社長、2004年出版。
内容はエマソンのような成熟した製造業でも成長できるし高い利益率もあげられる、だから日本企業もエマソンを参考にして復活を、というもの。
日本企業のことは脇においてエマソンのことを見ていく。
エマソンはフォーチュンの米国エレクトロニクス部門でGEに次ぐナンバー2。
60以上のグローバルニッチ市場で絶対的ナンバーワンの地位を構築するビジネスモデル。
(実際のところは1位、2位のようでこのあたりはGEと似ているかも)
経営戦略
1.小さな池の大きな魚
最初に市場をセグメンテーションする。自分が勝てる市場を定義する努力から始まる。
セグメンテーションに失敗すると多額の赤字、事業撤退が待ち受ける。
ここが最重要。どこまでも勝てるセグメントを求める。
2.成熟産業で成長し利益を上げる
事業分野は成熟した産業のインフラ事業にほぼ限っている。
成熟産業は新規参入が日常的に起きない、毎年劇的な技術革新がおこるようなことがない、市場動向の把握がしやすく事業の予見性も高い、などのメリットがある。
3.商品差別化
大型技術革新の継続。他社ではなく自社が技術革新をリードしていく。
新商品の売上寄与率は常時34~36%をキープしている。
コスト構造の変革と付加価値の向上のために多大なリソースを投入し続ける。
4.ベストコスト戦略
販売価格は自社でコントロールできないがコストは自社でコントロールできる。
自社でコントロールできるコストを確実に他社に負けないものにする。
スケールメリット、テクノロジーメリット、グローバルメリットで絶対的なコスト優位を追求する。
5.事業部の完全独立性
60以上の事業部に大幅な権限委譲。
6.数によるリスク分散
エマソンは全体としては設備投資にあわせて成長する。
ただし設備投資に相関して成長する事業部、設備投資に先行して成長する事業部、設備投資に遅行して成長する事業部にバランスよく配分。
事業サイクルも分散し景気後退期でも影響を緩和する。
7.コアコンピタンスへの集中
ある事業分野で強固な地位を構築できたらその強みが利用できる周辺事業へさらに事業領域を拡大する。
8.プランニングプロセス
トップダウンのプランニング。CEOが最初から直接関与。CEOは仕事の6割をプランニングに振り向け続ける。
10年前に出版された内容だが経営戦略は現在でもそれほど変わっていないと思われる。
というか何十年も変わっていないのかもしれない。
半世紀以上の連続増配は伊達じゃないだろう。
今後もトップダウンで戦う前から勝つ戦いを指向し続けてほしい。
内容はエマソンのような成熟した製造業でも成長できるし高い利益率もあげられる、だから日本企業もエマソンを参考にして復活を、というもの。
日本企業のことは脇においてエマソンのことを見ていく。
エマソンはフォーチュンの米国エレクトロニクス部門でGEに次ぐナンバー2。
60以上のグローバルニッチ市場で絶対的ナンバーワンの地位を構築するビジネスモデル。
(実際のところは1位、2位のようでこのあたりはGEと似ているかも)
経営戦略
1.小さな池の大きな魚
最初に市場をセグメンテーションする。自分が勝てる市場を定義する努力から始まる。
セグメンテーションに失敗すると多額の赤字、事業撤退が待ち受ける。
ここが最重要。どこまでも勝てるセグメントを求める。
2.成熟産業で成長し利益を上げる
事業分野は成熟した産業のインフラ事業にほぼ限っている。
成熟産業は新規参入が日常的に起きない、毎年劇的な技術革新がおこるようなことがない、市場動向の把握がしやすく事業の予見性も高い、などのメリットがある。
3.商品差別化
大型技術革新の継続。他社ではなく自社が技術革新をリードしていく。
新商品の売上寄与率は常時34~36%をキープしている。
コスト構造の変革と付加価値の向上のために多大なリソースを投入し続ける。
4.ベストコスト戦略
販売価格は自社でコントロールできないがコストは自社でコントロールできる。
自社でコントロールできるコストを確実に他社に負けないものにする。
スケールメリット、テクノロジーメリット、グローバルメリットで絶対的なコスト優位を追求する。
5.事業部の完全独立性
60以上の事業部に大幅な権限委譲。
6.数によるリスク分散
エマソンは全体としては設備投資にあわせて成長する。
ただし設備投資に相関して成長する事業部、設備投資に先行して成長する事業部、設備投資に遅行して成長する事業部にバランスよく配分。
事業サイクルも分散し景気後退期でも影響を緩和する。
7.コアコンピタンスへの集中
ある事業分野で強固な地位を構築できたらその強みが利用できる周辺事業へさらに事業領域を拡大する。
8.プランニングプロセス
トップダウンのプランニング。CEOが最初から直接関与。CEOは仕事の6割をプランニングに振り向け続ける。
10年前に出版された内容だが経営戦略は現在でもそれほど変わっていないと思われる。
というか何十年も変わっていないのかもしれない。
半世紀以上の連続増配は伊達じゃないだろう。
今後もトップダウンで戦う前から勝つ戦いを指向し続けてほしい。
2015/10/11
nut king call
Fastenal Company(FAST) は主に北米でボルト、ナットなどを販売している会社。
半世紀をかけて北米に配送ネットワークを築いてきた。
白い点がstore、黄色い星がdistribution center
mottoは"Growth Through Customer Service"
2014年顧客のために走り回った距離は地球5周分。
売上と利益:
リセッションで一時落ち込みはあるものの堅調な成長を続けている。
利益率も最近は20%超の高水準を維持。
1株あたり指標:
最近のFCFはぱっとしない。
配当:
1991年に配当支払いを開始して以来連続増配中(特別配当などを除く)
大きなでこぼこがあるところは特別配当が原因ぽい。
現在のpayout ratioはおよそ60%、yieldは2.87%
yield3%弱なら私の投資対象になる(yieldが低い企業への投資はなるべく控えたい。例外あり)
PE22はちょっと高めだが。
キャッシュ:
可もなく不可もなく。
バランスシート:
資産では在庫が4割弱を占めていて多め。ここ最近ほぼ同じ割合なのでこのへんが適正水準のもよう。
負債ではLong-term debtがゼロ。負債比率も米国企業としてはかなり低め。レバレッジを効かせる余地は十分にある。
店舗数:
2009年出店が少なかったのはリセッションの影響と思われる。
2011年以降出店ペースは過去に比べると落ちている。しかし売上はいぜんとして10%成長を続けている。
これはvending machine(自動販売機)設置にちからを入れているからで、その売上成長率は年率20%。
また北米に14のdistribution centerがあり、今後数年でWashington, North Carolina, Kansasにcenter新設を予定している。
経営陣は
・vending machineを成長ドライバーに位置づけている
・北米以外の店舗は全体の2%以下、今後も海外への出店は続ける
・北米では3500店舗を展開する十分なポテンシャルがあるとみている
株主還元:
アニュアルレポートやプレゼン資料を見ても株主還元に積極的ではない気がする。
あくまでも顧客第一主義で収益と成長があり、その結果として株主へのリターンがあるという考え方に思える。
現在16年連続増配中だが今後の配当政策についても特に言及はない。
ただしこれまでのリターンは十分すぎる。
今後:
北米出店余地1000店舗分とvending machine設置による成長は見込める。
利益の源泉は北米の配送ネットワークなので海外出店を増やして売上規模拡大はできても利益率は下がりそう。
ざっくり10年程度ならこれまでと同じことをして利益率を維持しつつ成長できるかも。
その後は北米の経済成長と同程度の成長を維持できればいいところか。
そろそろ成長企業から成熟企業に移っていくころなのかもしれない。
2015/10/06
株価のピークで投資する
投資はタイミングが大事でないを見てそういえばシーゲル氏もそれっぽいことを書いていたなと。
私はシーゲル至上主義ではありませんがちょっと引用してみましょう。
20世紀の主要な株価のピークで投資したときの実質リターン($100を投資したとき)
これですね。
おそらくピーク翌年はすごい下げたでしょうけど長期で持っていればそこそこのリターンが得られたとのこと。
またいずれのケースでも長期債、短期債のリターンを上回っているとのことです。
そして20世紀の主要な株価のピークのうち、わりと最近の1973年高値で投資したときの主要企業のリターンを私が確認してみたのがこれ。
単純な株価の計算で配当やスピンオフなど(あったかどうか知らないが)は含まれません。
翌年はひどいところだと6割以上下落していますが10年後はプラスで(CATだけマイナスですが)、20年後は十二分に納得できるリターンです(CATは除きますが)。
たまたまCATはいまいちな結果になりましたが、配当金を再投資しつつ長期保有していればそこそこのリターンが得られたんじゃないでしょうか。
念のため断っておきますがCATへの投資はだめだという解釈にならないように。
まとめとしては、
・長期的に生き残る蓋然性が高そうな企業に投資する
・最低でもインフレ率と同程度には成長するであろう企業に投資する
・株価が割高なときの投資はなるべく避ける
・不運にもピークで投資してしまっても配当金を再投資しつつ保有する
といったところでしょうか。実践できるかどうかは別にして。
最後にシーゲル氏の言葉を引用して終わります。
1987年の株価暴落や2000年の弱気相場の直前に高値で売り抜けたと自慢する投資家は多い。
しかしそんな彼らも1987年の暴落後には株価が直近の高値水準に戻るまで買いを入れられなかった。
最近の下落相場に弱気になっている投資家の多くは、大半の市場で平均株価が過去最高値を記録したにもかかわらず、いまだに市場に戻ってはいない。
長い目で見れば最高値で売却することは、株式を長期保有する投資家に打ち勝つことを保証するものではない。
私はシーゲル至上主義ではありませんがちょっと引用してみましょう。
20世紀の主要な株価のピークで投資したときの実質リターン($100を投資したとき)
これですね。
おそらくピーク翌年はすごい下げたでしょうけど長期で持っていればそこそこのリターンが得られたとのこと。
またいずれのケースでも長期債、短期債のリターンを上回っているとのことです。
そして20世紀の主要な株価のピークのうち、わりと最近の1973年高値で投資したときの主要企業のリターンを私が確認してみたのがこれ。
単純な株価の計算で配当やスピンオフなど(あったかどうか知らないが)は含まれません。
翌年はひどいところだと6割以上下落していますが10年後はプラスで(CATだけマイナスですが)、20年後は十二分に納得できるリターンです(CATは除きますが)。
たまたまCATはいまいちな結果になりましたが、配当金を再投資しつつ長期保有していればそこそこのリターンが得られたんじゃないでしょうか。
念のため断っておきますがCATへの投資はだめだという解釈にならないように。
まとめとしては、
・長期的に生き残る蓋然性が高そうな企業に投資する
・最低でもインフレ率と同程度には成長するであろう企業に投資する
・株価が割高なときの投資はなるべく避ける
・不運にもピークで投資してしまっても配当金を再投資しつつ保有する
といったところでしょうか。実践できるかどうかは別にして。
最後にシーゲル氏の言葉を引用して終わります。
1987年の株価暴落や2000年の弱気相場の直前に高値で売り抜けたと自慢する投資家は多い。
しかしそんな彼らも1987年の暴落後には株価が直近の高値水準に戻るまで買いを入れられなかった。
最近の下落相場に弱気になっている投資家の多くは、大半の市場で平均株価が過去最高値を記録したにもかかわらず、いまだに市場に戻ってはいない。
長い目で見れば最高値で売却することは、株式を長期保有する投資家に打ち勝つことを保証するものではない。
2015/10/02
配当成長ポートフォリオの配当金(2015年9月)
2015/10/01
2015年9月の取引
General Mills(GIS) の配当金
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