このところあまり良い結果が聞こえてこないIBMですが望外の増配となりました。
つい先日公開されたAWSの利益率はとてもよかったようですが、これを追撃するわれらがBigBlueもクラウドサービスでしっかりと稼いでほしいところです。
いまだ配当余力が十分とは言え利益成長がないと先が見えていますからね。
intermission - どうでもいいこと
本日からGW突入ですが私も5/10まで仕事はあと2日間のみとなりました。
時同じくして長躯に長躯を重ねてきた我が移民船白鯨も大破しつつあり未知なる領域にて留まることを余儀なくされました。よって遺憾ながら今後しばらくは交信が途絶しがちになるかもしれません。
Disclosure:Long IBM
I want to show a process increasing dividends with using 'force of dividend growth'.
配当成長のちからを使って配当金を増やしていく過程を公開できればと思います。
2015/04/29
2015/04/27
配当成長ポートフォリオの配当金(2015年4月)
2015/04/25
2015年4月の取引
売り:
個別日本企業 450万くらい
日本企業の株式は当面保有しておくもの以外はほぼ売却しました。
もし今後株価が2~3割上昇した場合はさらに同額程度を売却するかもしれませんが、そのような局面は当分の間やってこないんじゃないかと。
年初からの売却にともない受取配当金がごっそり落ちました。またいつか下落したときに買いなおす企業もありますのでその機会を待ちましょう。
米国企業はあいかわらず買うタイミングがありません。待っている間に上昇していって機会損失している気がします。
自分の投資経験はリーマンショックちょっと前からで下落局面とその後の停滞局面で買い続けた経験はあるのですが、長く続く上昇局面を経験するのはこれが初めてでうまく対処できていないのだと思います。
最悪次のリセッションまで現金比率5割以上を保ったまま機会損失し続けるのかもしれません。
個別日本企業 450万くらい
日本企業の株式は当面保有しておくもの以外はほぼ売却しました。
もし今後株価が2~3割上昇した場合はさらに同額程度を売却するかもしれませんが、そのような局面は当分の間やってこないんじゃないかと。
年初からの売却にともない受取配当金がごっそり落ちました。またいつか下落したときに買いなおす企業もありますのでその機会を待ちましょう。
米国企業はあいかわらず買うタイミングがありません。待っている間に上昇していって機会損失している気がします。
自分の投資経験はリーマンショックちょっと前からで下落局面とその後の停滞局面で買い続けた経験はあるのですが、長く続く上昇局面を経験するのはこれが初めてでうまく対処できていないのだと思います。
最悪次のリセッションまで現金比率5割以上を保ったまま機会損失し続けるのかもしれません。
2015/04/19
Spectra Energy(SE) を確認する
source:spectraenergy.com, morningstar.com, dividend.com
Spectra EnergyはDuke Energy(DUK)から2007年にスピンオフされました。
Duke Energyが過去に買収したWestcoast Energy、Union Gasに加えて天然ガス事業をSpectra Energyとして分離しています。
Business Portfolio:
事業領域は大きく4つ。
SEP
天然ガス輸送用パイプラインのオペレーションです。2013年から一部原油の輸送もしていますが規模はかなり小さいです。
Distribution
Union Gas社がこの事業領域です。同社はOntario州周辺に天然ガスを供給しており、カナダで2番目に大きい天然ガス事業者です。
Western Canada transmission & processing
西カナダでgathering, processing,transportingのサービスを提供しています。
Field Services
Spectra EnergyとPhillips 66 (PSX)が折半出資したJVであるDCP Midstream(DPM)がこの事業領域です。
なおSEPとDPMはそれぞれ単独でも上場しています。
Revenue, Profit:
大きなリセッションがおきたときでも業績は安定しています。
CAGR:
DCF:
MLPではdistributable cash flow(DCF)が一般的な企業におけるfree cash flow(FCF)の代わりの指標になるようです。DCFは配当可能額の基になります。DCFの簡易計算式は、
DCF = netincome + depreciation + amortization - maintenance capex
純利益に有形および無形資産償却を足し戻してパイプラインやストレージなどの固定資産維持費用を差し引いた額ですね。事業者によって正確な計算式には違いがあると思います。
2015-17 Plan:
2017年までのDCFおよびDPSの見通しは次のとおりです。
2016年以降はDividend Coverageが1.0xとなりDCFのほぼすべてが配当金支払いにあてられます。
この見通しは現行プロジェクトの進捗状況とそのサービスイン予定日に基づいているようです。
プロジェクトは以下のようになっています。
日付が2017年末以降のプロジェクトが本格的に決算に貢献するのは2018年以降になると予想されます。
なお今後必要となるプロジェクトの資金はSEPがlong term debtとequityを50/50でファイナンスします。
どこのパイプライン事業者も拡張計画を実行中ですが、今は低金利で借りれるので資金面では事業環境は良好なんだと思います。
Dividend:
2015年以降は公表予定額です。
現在のYieldは3.8%です。MLPに投資するなら4%台後半はほしいところです。
Conclusion:
パイプライン事業者で投資を検討しているのはKMIとSEです。Yieldが納得できる水準になったら投資する予定です。
Disclosure:ないよ
Spectra EnergyはDuke Energy(DUK)から2007年にスピンオフされました。
Duke Energyが過去に買収したWestcoast Energy、Union Gasに加えて天然ガス事業をSpectra Energyとして分離しています。
Business Portfolio:
事業領域は大きく4つ。
SEP
天然ガス輸送用パイプラインのオペレーションです。2013年から一部原油の輸送もしていますが規模はかなり小さいです。
Distribution
Union Gas社がこの事業領域です。同社はOntario州周辺に天然ガスを供給しており、カナダで2番目に大きい天然ガス事業者です。
Western Canada transmission & processing
西カナダでgathering, processing,transportingのサービスを提供しています。
Field Services
Spectra EnergyとPhillips 66 (PSX)が折半出資したJVであるDCP Midstream(DPM)がこの事業領域です。
なおSEPとDPMはそれぞれ単独でも上場しています。
Revenue, Profit:
大きなリセッションがおきたときでも業績は安定しています。
CAGR:
DCF:
MLPではdistributable cash flow(DCF)が一般的な企業におけるfree cash flow(FCF)の代わりの指標になるようです。DCFは配当可能額の基になります。DCFの簡易計算式は、
DCF = netincome + depreciation + amortization - maintenance capex
純利益に有形および無形資産償却を足し戻してパイプラインやストレージなどの固定資産維持費用を差し引いた額ですね。事業者によって正確な計算式には違いがあると思います。
2015-17 Plan:
2017年までのDCFおよびDPSの見通しは次のとおりです。
2016年以降はDividend Coverageが1.0xとなりDCFのほぼすべてが配当金支払いにあてられます。
この見通しは現行プロジェクトの進捗状況とそのサービスイン予定日に基づいているようです。
プロジェクトは以下のようになっています。
日付が2017年末以降のプロジェクトが本格的に決算に貢献するのは2018年以降になると予想されます。
なお今後必要となるプロジェクトの資金はSEPがlong term debtとequityを50/50でファイナンスします。
どこのパイプライン事業者も拡張計画を実行中ですが、今は低金利で借りれるので資金面では事業環境は良好なんだと思います。
Dividend:
2015年以降は公表予定額です。
現在のYieldは3.8%です。MLPに投資するなら4%台後半はほしいところです。
Conclusion:
パイプライン事業者で投資を検討しているのはKMIとSEです。Yieldが納得できる水準になったら投資する予定です。
Disclosure:ないよ
2015/04/18
2015/04/11
Baxter International Inc.(BAX)を確認する
source:Baxter web site,morningstar.com
同社はバイオサイエンスとメディカルプロダクトの2つの事業領域をかかえています。
バイオサイエンスは血友病治療薬やワクチンなど、メディカルプロダクトは透析機器などです。
Revenue,Profit:
EPS,DPS:
CF:
Hemodialysis:
世界の透析人口は2010年には200万人に達しており、1990年以降の20年間はCAGR9%以上で増加しました。
透析機器メーカーのシェアはおおよそ以下のようになっています。
Segment:
ここ最近はどの事業も好調のようです。
中でも売上の25%を占めるRenalの増加率は大きく、需要増を着実に取り込んでいるように思われます。
2015/4/27追記
同期間はGambroを買収した期間に該当するため単純に前年比較をみても意味がないことを失念していました。
Dividend:
Dividend Growth Investorさんによると同社の配当は
1998まで42年連続増配、2006まで据え置いた後、2007年以降連続増配中です。
Yield:
www.dividend.comより
現在のyieldは3%でここ10年では高いほうです。
Spin off:
同社はバイオサイエンス事業をBaxaltaとしてスピンオフ予定です。
分社後のdividend policyがいまだ不明瞭で株価は軟調とからしいです。
Conclusion:
バイオサイエンスの今後についてはよくわかりませんが、メディカルプロダクトは今後も手堅く稼いでいくと思います。
yieldは3%ならまずますです。分社してもすくなくとも配当は維持していくと思います。
Disclosure:ないよ
同社はバイオサイエンスとメディカルプロダクトの2つの事業領域をかかえています。
バイオサイエンスは血友病治療薬やワクチンなど、メディカルプロダクトは透析機器などです。
Revenue,Profit:
EPS,DPS:
CF:
Hemodialysis:
世界の透析人口は2010年には200万人に達しており、1990年以降の20年間はCAGR9%以上で増加しました。
透析機器メーカーのシェアはおおよそ以下のようになっています。
Segment:
ここ最近はどの事業も好調のようです。
中でも売上の25%を占めるRenalの増加率は大きく、需要増を着実に取り込んでいるように思われます。
2015/4/27追記
同期間はGambroを買収した期間に該当するため単純に前年比較をみても意味がないことを失念していました。
Dividend:
Dividend Growth Investorさんによると同社の配当は
1998まで42年連続増配、2006まで据え置いた後、2007年以降連続増配中です。
Yield:
www.dividend.comより
現在のyieldは3%でここ10年では高いほうです。
Spin off:
同社はバイオサイエンス事業をBaxaltaとしてスピンオフ予定です。
分社後のdividend policyがいまだ不明瞭で株価は軟調とからしいです。
Conclusion:
バイオサイエンスの今後についてはよくわかりませんが、メディカルプロダクトは今後も手堅く稼いでいくと思います。
yieldは3%ならまずますです。分社してもすくなくとも配当は維持していくと思います。
Disclosure:ないよ
2015/04/02
国外資産調書について確認しておく必要あり
2015/04/01
配当成長ポートフォリオの配当金(2015年3月)
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